診療科 タイトル 概要
(事案・処置・結果・争点等)
参照先
(URL, 文献名
消化器外科 絞扼性イレウス

患者が腹痛・嘔吐のため相手方病院に夜間救急搬送され,絞扼性イレウスとは別の疑い診断がなされた。日中の画像検査によって「腸閉塞の疑い」を指摘されたが,その診断・治療が尽くされず患者が死亡した事案(示談)

 
消化管に対する遅発性穿孔と開腹手術の時期

C型慢性肝炎の治療を受けていた患者が肝細胞癌に罹患したため、RFA(高周波熱凝固療法)を受けたところ、RFA後に十二指腸穿孔を生じ、3度にわたる手術を受けたが敗血症を原因として死亡するに至ったケースについて、早期に汎発性腹膜炎と診断して開腹手術を実施すべき注意義務の有無について争われた。

 
消化管再建法、輸入脚症候群の発生及び治療責任

早期胃癌の診断により胃切除(全摘)術を受けた後、術後合併症(輸入脚症候群、膵液瘻)を発症し、さらに、合併症に対する適切な治療がなされなかったために、転院先の病院で死亡するに至ったケースにつき、消化管再建法の選択、合併症に対する治療責任が争われた。

 
膀胱直腸障害

腰椎麻酔による手術後,膀胱直腸障害等を起こした事案(和解)

 
吐物の誤嚥

消化器の手術後,吐物を誤嚥,心肺停止状態,低酸素性脳症に陥った事案(示談)