開業医にて小児に対する不適切なステロイド剤投与の結果、副腎皮質機能不全等の副作用が生じ、その後も肥満、精神遅滞となった。(和解)
喘息の投薬治療を受けていた患児がテオフィリン中毒を起こし、処置中に出血性ショックを起こして死亡したケースについて、出血原因がカテーテル刺入による血管損傷を原因とするか、テオフィリン中毒が原因かが争われた。最高裁判決により確定。
のどの痛みを訴えて受診、小児科で治療を受けている途中呼吸停止に陥ったため、心臓マッサージなどの蘇生措置を講じたが開腹するに至らず、、呼吸停止から13分後に気管内挿管を施した。男児は呼吸停止の状態からは回復したが、低酸素性脳症となり、約7カ月後に死亡した。呼吸停止直後に適切な処置を講じるべき注意義務があったかどうかが争いになった。